パンツ一丁は逆に暑い!?暑くても服を着よう

みなさんは夏、自宅にいるとき服を着ていますか?私は暑くてしかたがないのでパンツ一丁(トランクス)です。それでも暑くて汗をたくさんかいてしまいます。何かいい解決方法はないかと調べてみたところ意外な方法があったので紹介します。

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服を着ない方が逆に暑い

暑いから自宅で服なんて着てられない!そっちの方が涼しいはず!と思う人が多いかと思いますが、実際は服を着ない方が暑いようです。

人間は、体温が上がると汗をかき、その汗が蒸発するときに熱が奪われて体温を下げます。このときに服を着ていることによって、服が汗を吸収し皮膚温度も低くなり熱も全体的に放散されて無駄に汗をかくことを抑えてくれます。汗を吸収・蒸発するのを服が補助してくれるため、暑くても服を着た方が涼しくなるようです。

着るならこんな服がおすすめ

暑いときは風通しがいいようにゆったりとした服の方が涼しそうだと思われがちですが、暑さ対策に有効なのは体にフィットしたシャツです。

理由としては、ゆったりとした服だと肌との間に空気の層ができてしまい、熱の放出が妨げられてしまうからです。ですので体にフィットしたシャツを着ると空気の層が少なくなります。また、フィットしたシャツの方がより汗を吸いやすく、熱放出の効果も高くなります。

夜寝るときの場合

夜寝るときの場合も、パンツ一丁や全裸は逆に暑くて寝苦しくなります。布団の綿には「湿潤熱」という空気中の水分を吸収して熱を発生させる作用があります。なのでパジャマを着ずに寝ると発生する汗はすべて布団の綿に吸収され、かいた汗の分だけ湿潤熱が発生し布団の温度を上げてしまいます。そうなると、汗をかく→湿潤熱で布団の温度が上がる→暑いから汗をかく→湿潤熱で・・・というように悪いサイクルに陥ってしまいます。

パジャマを着て寝た場合と素っ裸で寝た場合、どちらが布団の中の温度が高くなるかという実験でも素っ裸で寝た場合の方が温度が高くなると結果が出ています。

まとめ

こんなにも見た目と効果が違うことはあるんですね。20数年生きてきましたが、暑いときはパンツ一丁で寝てましたよ。その方が涼しくなると思っていたから。みなさんも暑くて服なんて来たくないと思っても、最初我慢して服を着ておけば総合的には着た方が涼しくなれるようです。

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